鉄塔用クレーン不具合調査
こんにちは。KILIN TEC(株)の岸本です。
そしてご無沙汰しており、すみません。。。
良いか悪いか分からないのですが、やっと少し落ち着いてきて、ブログを書く余裕が出てきました。
ありがたいことに、来週からはまたバタバタしそうですけど・・・。笑
さて先日、友人とゴルフに行ってきました。
なんと!!人生初の100切りを達成しました!!そうなると、ゴルフが楽しくなりますよね。
今は全く行かなかった練習に妻に隠れて行ってみたり、もうすぐ誕生日だからと
意味の分からない理由付けをし(もう46なので)、ドライバーを買ってやろうと考えてます。
ちなみに私は練習に行けば行くほど悩んでしまうタイプみたいです。
なんか下手になっていっている気がします。笑
でも、ボールを打つのが楽しいので、練習に行くんですけどね。笑
さて、ここからが本題です。
先日・・・っといっても、7月のお話になっちゃうのですが
福井県の若狭幹線改修工事にて活躍している鉄塔用クレーン不具合対応に行ってきました。
内容は・・・
1. 2動作(巻き上げ・起伏などを同時に操作すること)すると、異常ベルが鳴り、動かくなる。
2. 巻上(低速・中速・高速の三速)を高速にすると動かなくなる。(2、30年のクレーンですので、INVではなく親子モーターです)
3. フックブロックを触ると感電する。
などの症状とのことです。
よくあるのは、再現性が低いので、調査できないことが多いのですが、この日は症状がしっかりでいたので、調査開始です。
私、このクレーンをあまり知らなかったのですが、制御盤が空中にあるのですね。
胴綱をお借りして調査開始です。
まず、「フックブロックを触ると感電する」を調査。
制御盤側で絶縁を確認するも、悪くなく。
ここでなんだか違和感を覚えました。
上の写真を見て何か気付きませんか??
そうです!!ケーブルが劣化して色が変色してます。
「E」と「T1」のケーブルがテレコについてます!!
そりゃ感電しますわ。笑
でも、絶縁測定したんですが、問題なかったのは??と思い、発電機を確認するとアースが外されていました。
伺うと「これ繋いでたら、動けへんねん。」とのこと。そりゃそうですよね。
これですべて解決です!!
1. 2. は欠相運転になるため、電流値が約√3倍、電圧も約100Vなります。再度電源が入るということは
サーマルが働く前にボルテージセンサに引っかかり、動作不可となった。といったところでしょうか。
本当に何が起こるか分からないですね。
今回も勉強させて頂きました。
いつもの事ですが、このような古いクレーン等(天井クレーン)の調査・是正も承ります。
また、産業機器の調査・是正も承ります!!
不具合が出る前の点検なども可能です!!
一度ご相談ください!
・・・相談は無料です。笑笑
それでは、今日はこの辺で・・・。